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インド、対米貿易協定(BTA)交渉で昨年10月以来初の対面会合を開催

インド政府は4月16日、二国間貿易協定(BTA)の交渉に向けてアメリカを訪問する貿易代表団を派遣した。この対面会合は昨年10月以来初となる直接交渉の場であり、両国の経済関係強化に向けた重要な一歩とされる。中東危機による世界的なサプライチェーン再編の中、インドとアメリカが経済連携を加速させる動きの一環として注目を集めている。
インドとアメリカは相互の関税引き下げや市場アクセスの拡大、知的財産保護など幅広い経済・貿易分野での合意を目指してきた。今回の会合では、農産物・製造業・デジタル経済分野での具体的な条件交渉が行われるとみられる。中東紛争の余波でアジアの生産拠点としてのインドの重要性が高まっており、アメリカ側にとっても中国に替わるサプライチェーンのパートナーとしてインドとの関係深化は優先事項となっている。
インドにとっては、アメリカとの自由貿易協定締結が長年の悲願であり、今回の会合が具体的な合意への足がかりになるかどうかが注目される。中東危機を背景にした世界の貿易秩序の再編が加速する中、インド・アメリカの経済協力は戦略的な意味合いをさらに強めている。