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ポケモンカード1枚25億円 日本アニメトレカ、米国で投機バブル

日本発のトレーディングカード「ポケモンカード」がアメリカ市場で爆発的な投機バブルに発展している。レア度が高い初期版カードの取引価格は1枚あたり1700万ドル(約25億円)に達する例も報告され、富裕層の新たな資産分散先としてオークションでの落札記録が相次いで更新されている。日本アニメと関連したトレーディングカード全体の市場規模は年間数十億ドル規模に膨張した。
背景には、遊戯王カード、ドラゴンボール、ワンピースなど日本発の人気アニメ・漫画コンテンツのグローバル人気の高まりがある。ソーシャルメディアプラットフォームを通じた開封動画の世界的流行と、電子商取引を通じた希少カードの即時取引が相場を押し上げてきた。プロゲーマーやインフルエンサーの参入、オンラインコレクター市場の拡大が、トレカを「実物資産」の一種として扱う動きを加速させた。
一方で過熱相場への警戒感も強まっている。任天堂の株価は2026年に入り関連事業への期待から上昇基調を続けているが、米金融当局は仮想通貨やトレーディングカード、ポップカルチャー資産を含む「代替投資市場」の過熱について注意喚起を始めた。日本の知的財産(IP)輸出という観点では追い風の一方、急落リスクと規制強化観測が並存する局面に入りつつある。