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ANAが国際線燃油サーチャージ上限を引き上げ 5月発券分から適用・ホルムズ再緊張が直撃

出典:日本経済新聞 ・ 2026年4月20日 MBI経済ニュース編集部

ANAが国際線燃油サーチャージ上限を引き上げ 5月発券分から適用・ホルムズ再緊張が直撃

全日本空輸(ANA)は4月20日、国際線の燃油サーチャージについて上限を引き上げると発表した。5月発券分から適用する。ホルムズ海峡の停戦合意が事実上崩壊に向かい、原油価格が再び1バレル96ドル台へと急騰したことを受けたもので、航空各社のコスト構造を直撃している。先月の補助金再開でいったんは落ち着きをみせたジェット燃料価格だが、海峡の再封鎖懸念で市場の先行き不安が再び広がっている。

国際エネルギー機関(IEA)によると、ホルムズ海峡を経由する原油輸送量は世界の約20%に相当しており、通行が再び滞れば航空燃料の供給不安は一段と深刻化する。ANAは前回の停戦合意(4月8日)の際に一時的にサーチャージを引き下げる方向で検討していたが、今回の停戦再崩壊懸念を受けて方針を転換した。日本航空(JAL)も同様の対応を検討中とされる。

旅行需要の回復局面にある中での燃油費上昇は消費者負担に直結する。アジア路線では既に燃料高を理由とした便数削減が起きており、夏の観光シーズンに向けてフライトの逼迫が懸念される。高市早苗政権はエネルギーコスト抑制策の一環として航空会社への支援策についても検討に入る見通しだ。

キーワード:ANA、国際線、燃油サーチャージ、原油価格、ホルムズ海峡、ジェット燃料、日本航空、エネルギーコスト、航空会社、旅行需要

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