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JERA通期純利益5.2%増 中東リスクで今期見通しは「開示せず」異例の判断

出典:Reuters ・ 2026年4月27日 MBI経済ニュース編集部

JERA通期純利益5.2%増 中東リスクで今期見通しは「開示せず」異例の判断

日本最大の発電事業者・液化天然ガス(LNG)輸入企業の JERA は4月27日、2025年度(2026年3月期)の通期決算を発表し、純利益が前期比5.2%増の1935億円となったと公表した。営業利益は14.6%増の2759億円、海外発電事業と再生可能エネルギー事業の貢献に加え燃料調達コストの低下が寄与した。一方、売上高は電力販売価格の下落で9.1%減の3兆500億円となった。

注目されたのは今期見通しの非開示判断である。JERA はアメリカ・イラン戦争に伴う中東情勢の不透明さと燃料調達への影響を理由に、2026年度の純利益予想の公表を見送った。同社執行役員の大滝雅人氏は「現時点で7月までは十分な在庫を確保している」と述べ、ホルムズ海峡経由は日本向け出荷の約5%にとどまるとの見方を示した。

JERA は今年2月にカタールエナジーと年300万トンの27年契約を締結したばかりだが、戦争による工事遅延の影響は完全に把握できていない。豪州のイクシス LNG 事業のストライキ可能性についても「個別対応する」とした。日本の電力安定供給を支える基幹企業の業績見通しが「不確定」となったこと自体が、エネルギー安全保障の現状を象徴している。

この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters

キーワード:JERA、通期純利益、LNG、中東リスク、エネルギー安全保障、電力事業、決算発表、営業利益、純利益予想、再生可能エネルギー

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