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4月日本製造業PMIは4年ぶり高水準55.1 サプライ遅延は東日本大震災以来の最悪
S&P Globalが5月1日に発表した日本の4月製造業PMIは55.1となり、3月の51.6から大幅に上昇して2022年1月以来およそ4年ぶりの高水準を記録した。生産指数は2014年2月以来最速の拡大ペースとなり、新規受注も2022年1月以来最速の増加を示した。Reutersが結果を伝えた。
ただし、ヘッドラインの強さは中東紛争を見越した企業の駆け込み発注と在庫積増しに大きく依存している点に注意が必要だ。仕入先の納品リードタイムは15年ぶりの大幅長期化となり、2011年4月の東日本大震災直後以来の悪化を示した。仕入価格インフレは3年半ぶりの高水準で、原材料・原油・輸送費の上昇が要因。販売価格インフレも2022年後半以来の速さで進み、コスト転嫁が広がっている。
業況見通しは2020年6月以来およそ5年ぶりの低水準近くまで悪化した。S&P Global Market IntelligenceのアナベルFiddes氏は「市場の不確実性が下がりサプライチェーンが安定しない限り、現在の生産活動の持ち直しは持続しない可能性がある」と指摘した。総合PMIの強さは需要回復ではなく供給ショックの裏返しであり、日銀の政策判断を一層難しくする内容となった。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters