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日本と南アフリカが重要鉱物供給網強化で合意、茂木外相のアフリカ歴訪で前進

日本と南アフリカは5月5日、重要鉱物のサプライチェーン強化で合意しました。アフリカ歴訪中の茂木敏充(もてぎとしみつ)外相と南アフリカ政府関係者の協議で、レアアース・白金族金属・マンガンなど電気自動車・半導体・防衛装備品に不可欠な戦略物資の供給網多様化を進めることで一致しました。AFP通信が5月6日に報じました。
南アフリカは世界最大級の白金族金属生産国であり、マンガン埋蔵量も世界トップクラスです。中国の重要鉱物輸出規制強化と海上輸送の地政学リスク高まりを受け、日本企業はアフリカ南部での権益確保と現地精製能力への投資を拡大させる方針です。茂木外相はアンゴラのジョアン・ロウレンソ大統領とも5月1日に会談しており、コバルト・銅などを軸にした協力枠組みを構築しています。
背景にあるのは2025年10月のアメリカ・日本によるレアアース枠組み合意と、5月4日の日豪重要鉱物協力声明です。日本政府は東京アフリカ開発会議(TICAD)プロセスを軸に、グローバル・サウス諸国との戦略的パートナーシップを多層化させる戦略を加速させており、商社・素材メーカーの海外権益投資が今後拡大する見通しです。