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プーチン大統領が北京到着・習近平国家主席と「シベリアの力2」パイプライン交渉

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が5月19日深夜に北京到着し、5月20日に習近平国家主席との2日間の首脳会談を開始した。プーチン大統領にとって25回目の訪中で、中露友好善隣協力条約締結25周年に当たる節目の訪問となる。中東情勢を背景に、長らく停滞していた「シベリアの力2」天然ガス・パイプライン計画が交渉の中心議題となる。
「シベリアの力2」は全長2600キロメートル、ロシア・ヤマル半島ガス田からモンゴル経由で中国に年間500億立方メートルを供給する計画だ。2025年9月にモスクワと北京が法的拘束力のある覚書に署名済みだが、価格・資金調達条件・納入時期は未解決。中国はロシア国内価格の1000立方メートル当たり120-130ドル前後を要求し、ロシアは既存「シベリアの力1」並みの価格を目指しており、隔たりが大きい。
プーチン大統領はホルムズ海峡危機による石油市場不安定化が交渉の追い風になると期待している。ロシアの対中原油輸出は2026年第1四半期に35%増加した。一方、フィナンシャル・タイムズは5月19日、トランプ大統領との直近会談で習主席が「プーチン氏はウクライナ侵攻を後悔するかもしれない」と発言したと報じており、中露関係の戦略的駆け引きも続いている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:CNBC