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スペースXのIPO申請書類、マスク氏に有利な条件が判明

The New York Timesは5月27日、イーロン・マスク氏が率いるスペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)が米証券取引委員会(SEC)に提出した上場申請書類の内容を報じた。同申請書には議決権の集中、二重株式構造、ロックアップ条項の柔軟性など、創業者のマスク氏に著しく有利な条件が組み込まれていることが明らかになった。
スペースXは打ち上げサービス事業と衛星インターネット「スターリンク」事業を擁し、評価額は4000億ドル超とも報じられている。テスラと並ぶマスク氏の中核資産であり、IPOが実現すれば一夜にしてアメリカ史上最大規模の新規公開案件となる見通し。CNBCはマスク氏が同社員らとテスラとスペースXの統合可能性を議論したとも報じており、複合的な再編シナリオへの思惑が広がっている。
ロケット・衛星関連株はこの発表を受けて軒並み急騰し、宇宙関連ETFも記録高を更新した。ペンタゴンとスペースXの間ではイラン戦争中のスターリンク利用料を巡る価格交渉が続いており、軍事インフラ依存度の高さが上場後の規制リスクとして指摘されている。