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Apollo、日本の生命保険会社買収を模索 アジア事業を拡大

アメリカの資産運用大手Apolloが、アジアでの事業基盤を拡大するため、日本の生命保険会社の買収を模索していることが明らかになった。Financial Timesの報道によると、5000億ドル超を運用するニューヨークを拠点とするApolloは、助言会社や買収候補先と予備的協議を行ったものの、正式な入札はまだ行っていない。投資ノウハウとグローバルな資本市場へのアクセスから恩恵を受けられる中堅の日本生保に特に関心を寄せているという。
Apolloにとって日本の生保は、長期の保険料収入という安定した収益源となるほか、オルタナティブ投資商品を日本の機関投資家に販売する基盤にもなる。同社は2021年の年金保険大手Athene Holdingの買収を含め、保険事業を世界的に拡大してきた。日本の高齢化と低金利が伝統的な生保により高い利回りの投資を迫っており、プライベート・クレジットやインフラ、不動産を専門とする資産運用会社に商機が生まれている。
ただし買収には、歴史的に生保の国内所有を選好してきた金融庁の承認が必要となる。金融庁は、外国主体による日本生保の買収はいずれも厳しい監視に直面するとの姿勢を示しているとされ、国内での再編を選好する見方が強い。日本の生命保険市場は世界第3位だが、日本生命保険、第一生命ホールディングス、明治安田生命保険といった国内大手が支配している。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Financial Times