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ホルムズ海峡再開でも船主は慎重、約600隻が出航待ち

アメリカとイランの合意でホルムズ海峡が数日内に再開される見通しとなったが、船主やトレーダーはほぼ一様に慎重な姿勢を示している。安全な通航が可能かを見極めるにはより詳細な情報が必要だとの声が大半で、数カ月にわたる中断の後だけに、過去の「空振り」を警戒している。
海運データ会社Kplerによると、約600隻がペルシャ湾内になお足止めされ、出航準備を整えている。一方で反対側でも数百隻が空荷のまま待機している。理論上は数百万バレルの原油が一気に放出されることになるが、実務上の障害も残る。船体に付着したフジツボの除去といった地味な問題や、狭い航路を通過するための競合も生じる。
15日早朝の海峡では情報が限られる中でほとんど動きがなく、液化天然ガス(LNG)タンカー「Disha」がホルムズ海峡へ向けて様子を探る形で航行したのが例外だった。トランスポンダーを切って航行する船舶が加われば、観測される船舶数はさらに変動する可能性がある。セキュリティ面の不確実性も依然として残されている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg