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Toyotaの5月世界販売が4カ月連続減 中東混乱と中国競争激化が直撃

Toyotaが6月29日に発表した5月の世界販売台数は、子会社Daihatsuを含め前年同月比7.4%減の88万5207台となり、4カ月連続の減少となった。生産も5.8%減の85万7765台に落ち込んだ。世界販売首位の自動車メーカーが、中東情勢の混乱と中国市場での競争激化という二つの逆風に直面している構図が鮮明になった。
販売減の主因は中国と中東である。ホルムズ海峡を巡る紛争で物流網が寸断され、中東向け輸出が大きく落ち込んだほか、中国では現地メーカーとの競争が一段と激しくなっている。前年同期が新型スポーツ用多目的車(SUV)投入や関税前の駆け込み需要で押し上げられていた反動も重なった。
Toyotaはすでに2027年3月期について、紛争に伴う原材料コスト上昇を理由に減益を見込んでいる。供給網が中東経由のエネルギーや部品に依存する自動車各社にとって、地政学リスクが業績を直接押し下げる局面が続いている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg / Reuters