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アラブ首長国連邦、脱OPEC後に原油輸出が過去最高 サウジアラビアとの競争激化

アラブ首長国連邦の6月の原油・コンデンセート輸出が過去最高水準に達したことが、船舶追跡サービスのKplerとVortexaの暫定データで明らかになった。同国は5月1日、約60年間加盟していた石油輸出国機構(OPEC)を脱退したばかりで、生産枠の制約から解放され、資源価値の最大化を進めている。
イランによるホルムズ海峡の封鎖が続くなか、アブダビ国営石油会社(ADNOC)は攻撃リスクを避けるため、船舶の位置情報発信装置を切った状態で原油を輸送するタンカーのシャトル輸送を設定した。イランを除く湾岸地域からの積み出しは6月に前月比65%増の日量700万バレルに達したが、2月の1660万バレルは依然下回っている。
アラブ首長国連邦の輸出攻勢は、生産枠の維持を重視するサウジアラビアとの路線対立を一段と鮮明にした。市場では、両国の市場シェア争いが中期的な原油価格の下押し要因になるとの見方が出ている。ADNOCは今月5回目の原油販売入札を実施している。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters