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中国のレアアース輸出停止で日本企業の警告が急増 開示件数は5月以降2倍に
Reutersは7月7日、重要鉱物の供給不足が日本経済の広範な領域に影響し始めていると報じた。企業の開示資料を分析したもので、東京証券取引所への開示でレアアースに言及する件数は従来月40件未満だったが、5月以降は倍増。5月と6月の約200件のうち3分の2超が、輸出規制が業績に悪影響を及ぼしている、または及ぼす恐れがあると記載した。
中国は昨年11月、高市早苗(たかいちさなえ)首相の台湾防衛を巡る発言に反発して以降、特定鉱物の対日輸出を絞っている。中国の税関統計によると、テルビウムとジスプロシウムの酸化物は11月から5月まで対日輸出がゼロで、強力磁石の生産に不可欠な供給が断たれた状態が続く。シチズン時計は6月23日、規制が長期化すれば生産活動と業績に影響しうると開示し、オムロンも地政学リスクの一つとして中国の輸出規制に言及した。
2010年の対日輸出規制では日本経済にGDP比約0.9%の打撃があったとされるが、エコノミストは人工知能や電気自動車の普及でレアアースの用途が拡大した現在、影響はさらに大きくなりうると指摘する。政府はアメリカとの重要鉱物枠組みやG7の備蓄連携、リサイクル事業で代替調達を急ぐが、実用化には時間を要する見通しだ。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters