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NVIDIAがアジアの購入認可顧客を半減、中国への横流し防止で審査を厳格化

Financial Timesは14日、NVIDIAが人工知能半導体の購入を認めるアジアの顧客数を半分以下に絞り込んだと報じた。事情に詳しい3人の関係者の話として伝えたもので、規制対象の半導体が中国に流出するのを防ぐため、コンプライアンス審査を通過した企業のみを載せる新たな「ホワイトリスト」を導入したという。
審査は特にシンガポール、マレーシア、日本で厳格化された。新たな審査により従来の顧客の半数超が除外されたが、体制を改善すれば再申請は可能だとしている。アメリカ政府は2021年以降、中国への先端半導体輸出を厳しく制限しており、東南アジア経由の迂回輸出が抜け穴として問題視されてきた。
アメリカは昨年、旧世代品に当たるH200の対中販売を認めたが、中国側は国内半導体産業の育成を優先して国内販売を制限しており、米中の半導体を巡る駆け引きは複雑さを増している。世界の人工知能サプライチェーンの中核を担うNVIDIAの顧客絞り込みは、アジアのデータセンター業界の勢力図にも影響を与えそうだ。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Financial Times