ニュース国際・外交
ブレント原油3.9%高の87ドル台、イランの弾道ミサイル攻撃で緊張再燃
原油相場は7月29日に急伸し、ブレント原油先物は3.30ドル(3.9%)高の1バレル87.39ドル、WTI原油先物は3.05ドル(3.8%)高の82.31ドルをつけた。アメリカとサウジアラビアがイラクでイランの支援を受ける勢力の武器貯蔵拠点を共同攻撃し、イランが中東駐留のアメリカ軍に弾道ミサイルを発射したことが材料となった。
アメリカ中央軍(CENTCOM)によると、イスラム革命防衛隊が複数の弾道ミサイルによる奇襲を試み、迎撃された。共同攻撃は過去3日間に30回を超える無人機攻撃への報復で、サウジアラビアは自国のエネルギー施設を狙った無人機を撃墜したとされる。数日続いた戦闘の小康状態は終わった。
在庫面も相場を支えた。アメリカ石油協会(API)のデータによると、7月24日までの週の原油在庫は約330万バレル減少した。さらに石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスが、10月から3か月間は増産を停止する公算が大きい。市場関係者はブレント原油が当面80ドルから100ドルの間で振れると見込む。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters