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建設機械を後付けで自律化、SoftBankがスイス新興に2億ドル

SoftBankがスイスのチューリッヒに拠点を置くGravis Roboticsに2億ドルを出資した。単独出資によるシリーズAで、建設ロボティクス分野では過去最大規模となる。この調達によって同社の評価額は10億ドルに達した。2022年にチューリッヒ工科大学から分離独立した従業員約75人の企業で、共同創業者兼最高経営責任者はライアン・ルーク・ジョーンズが務める。
主力製品「Gravis Rack」は、センサーと計算機、ソフトウェアを組み合わせた後付けキットである。建設会社が保有機械を入れ替えることなく自律化できる点が特徴で、Caterpillar、John Deere、Volvo、JCB、日立、住友、ヤンマーなど十数の主要ブランドの機械に装着実績がある。掘削や積み込み、土砂の管理を無人で行い、最大30パーセントの生産性向上を主張する。この数値は同社自身の導入実績に基づくもので、第三者による検証は受けていない。
SoftBankは2025年10月にABBのロボティクス事業を53億7500万ドルで買収し、この夏にはBoston Dynamics株の売却を完了した。話題性の高い実証企業から、既に現場に据え付けられた産業機械の基盤へと軸足を移した形である。後付け型の自律化が実証段階を超えて量産に耐えるか、建設機械メーカー自身が開発する自律技術と競えるかが今後の焦点となる。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Forbes