ニュース業界・トレンド
アメリカ初の小型モジュール原子炉に建設許可 日立製作所関与の沸騰水型炉

アメリカ原子力規制委員会(NRC)は29日、テネシー川流域開発公社(TVA)に対し、テネシー州クリンチ川の敷地で小型モジュール原子炉(SMR)を建設する許可を出した。Reutersによると、商業用のSMRとしてはアメリカで初めての建設許可となる。
TVAは地域の電力需要増加に対応するため、GE Vernovaと日立製作所の合弁が手がける出力30万キロワットの沸騰水型炉を建設する計画だ。NRCは2025年7月に審査を正式に始め、予定より4カ月早い14カ月で判断を下した。今年2件目の主要な原子炉承認となる。
今回の許可は建設を認めるもので、運転には別途NRCの運転認可が必要となる。着工時期は未定で、TVAは産業界のパートナーと費用分担の交渉を続けている。人工知能向けデータセンターの電力需要が急増するなか、SMR普及の試金石として注目される。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters