ニューススタートアップ・M&A・資本政策
onsemiがSynaptics買収を全額現金に変更、総額57億ドルに縮小し対抗提案に対応
アメリカの半導体大手onsemiは1日、6月に合意したSynaptics買収の条件を見直し、1株123ドルの全額現金で取得すると発表した。株式を対価とした当初案の約70億ドルから、買収総額は約57億ドルに縮小した。Synapticsが第三者から一方的な対抗提案を受け、両社が合意を改定した。
onsemiは手元資金と、Morgan Stanleyが確約した24.5億ドルのタームローンで資金を賄う。株式発行が不要になり、買収完了直後から調整後1株利益を押し上げる見込みだという。年2億ドル超の相乗効果も見込む。
発表を受けた時間外取引で、Synaptics株は約13%、onsemi株は約5.7%上昇した。アメリカの独占禁止法上の事前審査は完了しており、Synaptics株主の承認などを経て2027年半ばの完了を目指す。人工知能データセンターやエッジコンピューティング分野の強化が狙い。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:WSJ