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エルニーニョ現象が観測史上最強に、商品市況への波及に警戒
日本の気象庁は10月9日、エルニーニョ現象が観測史上最も強い状態に発達したと発表した。9月のエルニーニョ監視海域の海面水温は基準値より4.0度高く、統計を開始した1949年以降で最大となった。北半球の冬にかけて現象が続く可能性は100%としている。
エルニーニョ現象は世界各地の天候不順を引き起こし、農産物の生育や漁業、電力需要に影響を与えることで知られる。東南アジアやオーストラリアでの干ばつ、南米での大雨など、穀物やパーム油、カカオといった商品の供給不安につながるおそれがある。
エネルギー価格の高止まりが続く中、天候要因による食料価格の上昇は世界的なインフレ圧力をさらに強める可能性がある。商社や食品メーカー、電力会社にとっては、調達や需給見通しの再点検が欠かせない局面となる。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters