ニュースマーケット・相場観
原油価格反発、ウクライナ和平交渉の行方と供給過剰懸念が交錯

原油価格は2025年11月23日、株式市場の上昇やウクライナ・ロシア和平協定の可能性を見据えた動きを背景に反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油は約1.3%上昇し、1バレル59ドル近辺で取引を終えた。
これにより3営業日続いた下落に歯止めがかかった形だが、週間では10月上旬以来の大幅な下落を記録していた。トレーダーの間では、ウクライナ・ロシア和平協定が実現すれば地政学的リスクプレミアムが低下し、すでに供給過剰気味の市場にさらなる下押し圧力がかかるとの見方もある。
米国のスティーブ・ウィトコフ特使は週明けにモスクワでプーチン大統領と会談予定で、トランプ政権のウクライナ和平案の進展に注目が集まる。欧州の首脳らは米国の新和平案について「追加的な作業が必要」との声明を発表し、ウクライナ軍への制限がウクライナを将来の攻撃に対して脆弱にするとの懸念を示した。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg