ニュースマーケット・相場観
円相場は156円台後半で推移、米利下げ期待でドル買い圧力が緩和

25日朝の外国為替市場で円相場は対ドル156円台後半で推移した。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者から12月利下げを支持する発言が相次いだことで追加緩和期待が高まり、円売り・ドル買い圧力が和らいでいる。前週には一時157円台に下落する場面もあったが、週明けはやや円高方向に戻している。
野村証券の後藤祐二朗チーフ為替ストラテジストは「日本銀行の12月利上げ期待は盛り上がっておらず、介入を警戒しながらもドル・円は高止まりしやすい地合いだ」と指摘。一方で片山さつき財務相などからインフレ懸念や市場不安定化の回避を意識した発言が出ており、高市政権の円安許容度に変化の兆しがあるとの見方も示した。市場では日銀の金融政策と米FRBの利下げペースの差が今後の円相場を左右するとの見方が強く、12月のFOMCと日銀金融政策決定会合の結果に注目が集まっている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg