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日銀・植田総裁、12月利上げを示唆 2年債利回りが2008年以来の1%到達

日本銀行の植田和男総裁は12月1日、名古屋市で開催された地元経済界との会合で講演し、12月18〜19日に予定される金融政策決定会合での追加利上げの可能性を強く示唆した。植田総裁は「政策金利の引き上げについて、国内外の経済・物価・金融市場の状況を精査した上で、メリットとデメリットを検討し、適切に判断する」と述べた。
この発言を受け、金融市場では日銀の12月利上げ観測が急速に高まった。翌日物スワップ市場では、12月会合での利上げ確率が前週末の約58%から約76%へと上昇。1月までに利上げが実施される確率は94%に達した。日本国債市場では売りが加速し、金融政策に敏感な2年債利回りは3ベーシスポイント上昇して1.02%となり、2008年以来約17年ぶりの高水準を記録した。
円相場も対ドルで上昇し、一時155.4円まで値を上げた。市場関係者の間では、日銀の利上げに伴うキャリートレード(低金利の円で借り入れ、高利回り資産に投資する取引)の巻き戻しリスクが意識されており、暗号資産やテクノロジー株など流動性に敏感なリスク資産への影響が警戒されている。バンク・オブ・アメリカは、日銀の利上げ見通しを従来の2026年1月から12月19日に前倒しした。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg / The Japan Times