ニュースマーケット・相場観
ビットコイン急落、8万3,824ドルまで下落 レバレッジポジション10億ドルが清算

暗号資産(仮想通貨)市場は12月1日、リスクオフ姿勢の強まりを受けて大幅に下落した。ビットコインはニューヨーク時間で一時8%安の8万3,824ドルまで下落し、10月初旬の高値からの下落率は約30%に達した。イーサリアムも10%安の2,719ドルまで値を下げ、過去7週間で36%下落した。
この急落により、レバレッジをかけた暗号資産ポジション約10億ドル相当が強制清算された。MarketVectorが算出する時価総額上位100暗号資産の下位半分を追跡する指数は、年初来で約70%下落しており、流動性の低い中小規模トークンへの打撃が特に深刻となっている。
市場関係者は、日銀の植田総裁による12月利上げ示唆が今回の下落の主要因と分析している。日本の金利上昇はキャリートレードの巻き戻しを誘発し、リスク資産全般からの資金流出につながる傾向がある。加えて、米連邦準備制度理事会(FRB)の12月利下げ観測も不透明さを増しており、暗号資産市場は二重の逆風に直面している。株式市場でも暗号資産関連銘柄であるストラテジー(旧マイクロストラテジー)やコインベース、ロビンフッドなどが連れ安となった。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg