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銀価格が史上最高値更新、60ドル突破 年初来100%上昇

銀(シルバー)価格が12月9日、1トロイオンスあたり60.65ドルまで上昇し、史上最高値を更新した。年初来の上昇率は約100%に達し、1979年以来最大の年間上昇率を記録する見通しとなっている。同期間の金の上昇率約60%を大きく上回るパフォーマンスである。
銀価格高騰の背景には複合的な要因がある。太陽光パネルや電気自動車(EV)向けの産業需要が記録的な水準に達しており、年間消費量は6億8000万~6億9000万オンスと推定される。特に太陽光パネル向けは全体の約19%を占める。一方、供給面では5年連続の供給不足が見込まれ、2025年の供給ギャップは約3億1600万オンスと試算されている。
FRBの利下げ期待やドル安傾向も貴金属全般への追い風となっている。ETF(上場投資信託)への資金流入も加速しており、世界の銀ETF保有量は8億3954万オンスと2022年半ば以来の高水準に達している。アナリストの間では2026年に65~75ドルを目指す強気予想も出ている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Trading Economics、Bloomberg、Fortune