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三菱重工の株価が10倍に、原子力・火力発電がコングロマリット戦略を牽引

三菱重工業の株価がこの数年で約10倍に上昇し、市場の注目を集めている。日経ビジネスの分析によれば、原子力発電や火力発電事業の復活がコングロマリット(複合企業)としての強みを発揮し、株価上昇の原動力となっている。
世界的な脱炭素の流れの中で、ベースロード電源としての原子力発電への再評価が進んでいる。三菱重工は国内外の原子力プロジェクトに参画するとともに、高効率ガスタービンなど火力発電設備でも収益を拡大。防衛事業も好調で、複数の事業ポートフォリオがバランスよく成長している。
かつて「コングロマリット・ディスカウント」として多角化企業の評価が低迷する時期もあったが、エネルギー安全保障への関心の高まりや地政学リスクの増大により、総合重工メーカーの存在価値が見直されている。アナリストは「エネルギー転換期において、三菱重工のような総合力を持つ企業への期待が高まっている」と分析している。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:日経ビジネス