ニュースマーケット・相場観
金価格4,400ドル突破、地政学リスクで安全資産需要が増加

金価格は5日、1オンス=4,400ドル近辺まで上昇し、前週末の上昇を継続した。アメリカによるベネズエラ軍事作戦とマドゥロ大統領拘束を受けた地政学的緊張の高まりが、安全資産への需要を押し上げた。トランプ大統領が3日にアメリカがベネズエラを一時的に「統治する」と発言したことで、同国の将来の指導体制への不透明感が強まっている。
金価格は2025年に約65%上昇し、1979年以来の最大の年間上昇率を記録。この上昇は、世界的な関税政策、アメリカの借入コスト低下期待、持続的な地政学的不確実性、中央銀行の継続的な買い入れ、金ETFへの資金流入に支えられた。J.P.モルガンは2026年末までに金価格が5,000ドルに達すると予測している。
投資家は今週、ISM製造業指数、ADP雇用統計、失業率などアメリカの主要経済指標に注目している。連邦準備制度理事会(FRB)の金利政策に関する手がかりを得るため、複数のFRB高官の発言も注視されている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Trading Economics