ニュースマーケット・相場観
原油価格上昇、トランプ大統領のイラン警告とベネズエラ情勢を反映

原油価格が1月9日、続伸した。WTI原油は1バレル58ドル付近、ブレント原油は62ドル付近で推移している。8日に3.2%上昇した勢いを維持し、地政学リスクの高まりを反映した動きとなった。
トランプ大統領がイラン政府に対し、抗議デモ参加者を殺害すれば「強く打つ」と警告したことが市場の懸念材料となっている。イランでは12月末から経済苦境を発端とした大規模デモが続いており、人権団体によると36人以上が死亡、2,000人以上が逮捕されている。
また、アメリカがベネズエラの原油輸出と石油セクターの長期支配を計画していることも原油市場に影響を与えている。シティグループは、年次の商品指数リバランスにより資金が原油に流入すると予測しており、強気の勢いが続く可能性を指摘している。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg