ニュースマーケット・相場観
ユナイテッドヘルス株が20%急落—30年ぶりの減収見通しで市場震撼

アメリカ最大の医療保険会社ユナイテッドヘルス・グループの株価が27日、約20%急落し、1日で約600億ドルの時価総額が消失した。同社が発表した2026年の売上高見通しが4390億ドル超と、前年比約2%減少する見込みを示したことが嫌気された。
減収見通しは1980年代後半以来、約30年ぶりとなる。同社のスティーブン・ヘムズリーCEOは「事業の適正化を進めている」と説明したが、アナリスト予想の4540億ドルを大きく下回る数字に市場は失望した。メディケア・アドバンテージ事業の縮小や資産売却が減収の主因となっている。
同社は2025年に医療費用率が88.9%に上昇(前年85.5%)するなど、コスト管理に苦慮してきた。一方で2026年の調整後1株当たり利益は17.75ドル超と、アナリスト予想をわずかに上回る見通しを示し、利益率の改善には自信を見せている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:CNBC、Bloomberg、Fortune