ニュースマーケット・相場観
円急伸、152円台に突入 衆院選後3日連続の上昇

12日の東京外国為替市場で円相場は一時1ドル=152円台後半まで上昇し、2月8日の衆院選以降3日連続の円高・ドル安が進んだ。選挙前に積み上がった円売りポジションの巻き戻しに加え、片山財務相が円の「一方的な下落」に懸念を表明したことが円買いを後押しした。
14時時点では1ドル=152円85〜86銭と前営業日(10日)比で2円71銭の円高水準。アバディーン・インベストメンツは日銀の実質金利上昇に伴い円が中期的に上昇すると予測している。一方、11日公表の米1月雇用統計が予想を大幅に上回ったことが改めて意識され、午後には円高の勢いがやや一服する場面もあった。
市場では日銀の次回利上げ時期に関心が集まっている。衆院選で圧勝した高市首相が「円安でホクホク状態」と述べた過去の発言が意識される中、日銀が4月利上げに動くかどうかが焦点となっている。円相場は当面、政治と金融政策の綱引きの中で神経質な展開が続きそうだ。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:ロイター/日本経済新聞