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自動車と電機の形勢逆転──日立復活、トヨタ独り勝ちの自動車業界にも課題

日本経済新聞は18日、2026年3月期決算で自動車産業と電機産業の勢いが逆転しそうだと報じた。上場している主要7社同士を比較すると、電機各社の最終利益合計は3兆2280億円に達し、トヨタ自動車の3兆5700億円に迫る。一方、自動車はトヨタ以外の6社合算で2000億円を割り込む見通しだ。
「失われた30年」と呼ばれた1990年代以降初めての構図ともいえるこの変化の背景には、日立製作所のデジタル・グリーン分野への構造転換の成功がある。日立は営業利益率を大幅に改善し、電機セクター全体の収益力を引き上げた。
自動車業界ではトヨタの独り勝ち状態が続く一方、ホンダは四輪事業の赤字を受け研究所の再統合を発表するなど構造改革に迫られている。EV化の遅れと中国メーカーとの競争激化が、日本の自動車メーカーの経営を圧迫している。