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ツムラ、養命酒製造を68億円で買収──村上ファンド系レノがTOB開始

漢方薬大手のツムラは25日、養命酒製造の主力製品「薬用養命酒」事業を68億円で買収すると発表した。買収に先立ち、アクティビスト(物言う株主)として知られる村上世彰氏系の投資会社レノが同日から養命酒製造に対し1株4050円でTOB(株式公開買い付け)を開始。買付期間は4月8日までで、6月ごろに東証プライム市場を上場廃止となる見込みだ。
養命酒製造は400年以上の歴史を持つ「薬用養命酒」で知られるが、近年はサプリメントや健康食品の台頭で販売が鈍化していた。2025年4〜12月期の養命酒関連事業の売上高は前年同期比約9%減少。ツムラは医療用漢方で国内トップシェアを持ち、双方のブランド力と販売網を掛け合わせることで市販漢方薬市場での成長を目指す。
TOB成立後、レノはスクイーズアウト手続きを経て全株を筆頭株主の湯沢(村上氏親族が実質保有)に譲渡。湯沢が事業再編を実施した後、7〜8月ごろにツムラが全株を取得する段取りとなっている。生薬の共同調達によるコスト圧縮やオンライン販売の拡大も見込まれる。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:時事通信 / ロイター