ニュースマーケット・相場観
NYダウ370ドル高に反発──SaaS銘柄に買い戻し、AI懸念一服

24日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は前日比370ドル高の4万9174ドルで取引を終え、前日の822ドル安から大幅に反発した。S&P500は0.77%高の6890、ナスダック総合は1.05%高の2万2863となった。AIによる業界破壊懸念で売り込まれていたSaaS(クラウドソフトウェア)関連銘柄に買い戻しが入り、セールスフォースやサービスナウなどが上昇を主導した。
米消費者信頼感指数が91.2と市場予想の86.8を上回ったことも投資家心理を支えた。半導体関連ではエヌビディアが0.9%高と堅調に推移し、翌25日引け後に控えるQ4決算発表への期待が意識された。10年物アメリカ国債利回りは4.03%と3カ月ぶりの低水準にとどまり、安全資産への資金逃避が続いている。
ただし市場全体の方向感は依然として不透明だ。トランプ大統領の一般教書演説を控え、新関税政策の具体化への警戒感もくすぶっている。「SaaS銘柄の反発は自律反発の範囲であり、AI破壊リスクの完全な払拭には至っていない」(インタラクティブ・ブローカーズ)との慎重な見方も出ている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:CNBC / 日本経済新聞