ニュースマーケット・相場観
〔続報〕原油続伸、3%高 ホルムズ海峡の封鎖リスクで供給懸念が拡大

原油先物相場は3月5日も上昇が続き、ロイターによれば国際指標のブレント原油は1バレル83ドル台に達し、前日比3%高を記録した。アメリカとイランの軍事衝突が長期化する懸念が根強いなか、ホルムズ海峡の機能停止が続いていることで世界の原油供給の20%超が通過するルートが事実上遮断された状態となっている。
アメリカのライト・エネルギー長官は「イラン紛争による石油への影響は一時的であり、高い代償を払う必要はない」と発言し、市場の沈静化を図ったが、産地や船舶保険の確保が困難な状況は続いている。アメリカは自国タンカーへの護衛を提供すると表明したものの、非アメリカ籍船の安全確保は依然として未解決だ。
日本にとってもこの状況は深刻であり、国内のエネルギーコスト上昇が懸念されている。テレ東NEWSは「ガソリン価格や電気代、食品・日用品への波及が家計を直撃する可能性がある」と伝えており、石油元売り各社は代替ルートの確保に動き始めている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters、Business Standard