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トヨタ、豊田織機へのTOB成立 約5.9兆円・創業企業の非公開化へ

トヨタ自動車の関連会社・豊田不動産が設立したトヨタアセット・プレパラトリーによる豊田自動織機へのTOB(株式公開買付け)が3月25日、成立したと発表された。最終提示価格の1株2万600円と発行済み株式数を基に試算した取引規模は約5.9兆円(約370億ドル)に達し、3月30日の決済完了後に豊田不動産が実質的な支配権を取得する。
2025年6月に開始された本TOBは、創業家のアクティビスト系投資ファンド・エリオット・アドバイザーズとの交渉や価格引き上げなど複数の紆余曲折を経て最終合意に至った。1月に1万6300円で開始されたTOB価格は交渉を経て2万600円まで引き上げられ、最終的にエリオット側も応募に合意した。
豊田自動織機はトヨタグループの創業企業として長年にわたり複雑な株式持ち合い構造の中心に位置してきた。非公開化により、グループ全体のコーポレートガバナンス改革と資本効率向上が加速するとみられ、今後の外国人機関投資家との対話のあり方や、日本の大手企業における株式持ち合い解消の流れをさらに後押しする先例となりそうだ。