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ソニー・ホンダ、EV「アフィーラ」の開発・発売中止を正式発表

ソニーグループと本田技研工業の合弁会社「ソニー・ホンダモビリティ(SHM)」は3月26日、販売に向けて準備を進めていた電気自動車(EV)の第1弾モデル「AFEELA 1(アフィーラ1)」と第2弾モデルの開発・発売を中止すると正式に発表した。2022年9月の設立以来、ソニーのデジタル技術とホンダの製造技術を融合した高付加価値EVとして期待を集めてきたが、アメリカのEV需要の急速な落ち込みと中国メーカーとの激しい価格競争の前に事業継続が困難となった。
中止の直接の引き金となったのは、ホンダが3月12日に公表した四輪電動化戦略の大幅見直しだ。ホンダがSHMへの提供を前提としていた技術やアセットの活用が難しくなり、当初計画通りの商品化が不可能と判断された。アフィーラ1は北米市場でスタンダードモデルが8万9900ドル(約1400万円)からの価格で発売予定で、2026年中のカリフォルニア州での納車開始を目指していた。予約済み顧客への予約金の全額返金が速やかに開始される。
今後はソニーグループ、ホンダ、SHMの3社で事業方針を全面的に見直す。ホンダはEV関連で最大2.5兆円の損失計上を見込んでおり、日本の電動化戦略が重大な岐路に差し掛かっている。ソニーグループはテレビに続いてハードウエア事業が縮小する形となり、今後はゲームやアニメなどの知的財産(IP)事業への経営資源の集中が一段と強まる見通しだ。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Business Insider Japan、Bloomberg、東洋経済オンライン