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日本10年国債入札、5月以来の最低需要 イラン戦争長期化懸念で投資家が買い控え

日本の財務省が2026年4月2日に実施した10年物国債入札において、投資家の需要が昨年5月以来の最低水準に落ち込んだ。トランプ大統領が前夜に行ったイラン戦争継続を宣言する演説を受け、紛争長期化が意識された。イランとの戦争が原油価格を高止まりさせ、輸入コストを通じたインフレ長期化を招くとの見方が市場に広がり、投資家の長期債買い意欲を抑制した。
ブルームバーグの集計によると、今回の入札では応札倍率(入札額÷発行額)が過去12カ月平均を下回った。10年国債利回りはトランプ演説後に上昇圧力が強まり、日本銀行が現在の利上げサイクルで設定した想定を超える水準を試す展開となっている。外国中央銀行がイラン紛争対応として自国通貨を買い支えるために米国債を売却する動きも重なり、日本の国債市場でも連鎖的な売りが波及した。
今回の低調な入札結果は、日銀が直面する政策運営の難しさを一段と浮き彫りにする。エネルギー輸入コストの上昇に伴うインフレ圧力は利上げ継続を後押しする一方で、景気の下振れリスクは利上げペースを抑制するよう求めている。日本国債市場への外国人投資家の信頼維持が、今後の財政運営においても重要な課題となっている。