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マブチモーター社長「レアアース、ほとんど代替材料に置き換え完了」 中国依存から脱却

精密小型モーターの世界最大手マブチモーターの高橋徹社長は2026年4月6日付の日本経済新聞のインタビューで、製品に使用するレアアース(希土類)について「ほとんど代替材料に置き換えることができた」と明かした。中国がレアアースの輸出規制を強化するなか、代替材料の研究開発を加速させ、サプライチェーンリスクを大幅に低減させたと述べた。
マブチモーターは自動車部品や家電製品向けを中心に年間10億個以上の小型モーターを製造しており、レアアースを使った永久磁石が性能の鍵を握っていた。高橋徹社長によれば、フェライト磁石や新素材の活用、モーター設計の見直しによって代替化を実現したという。これにより原材料コストの安定と調達リスクの分散が図られた。
中国はレアアースの世界供給シェアの約6割を握り、輸出規制は日本の製造業全体にとって重要リスクだ。マブチモーターの事例は、サプライチェーンの脱中国依存を進める日本企業の先行例として注目される。政府が推進する経済安全保障政策とも軌を一にしており、他産業への波及効果が期待されている。