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BHPが中国の国有バイヤーと鉄鉱石価格交渉、難航する交渉が続く

世界最大の鉄鉱石生産会社であるオーストラリアのBHPが、中国の国有鉄鋼会社を主体とするバイヤーと2026年度の鉄鉱石価格交渉を行っており、厳しい条件での交渉が続いていると、Nikkei Asiaが4月8日に報じた。イラン戦争によるエネルギーコスト上昇と中国の鉄鋼需要の鈍化が重なり、価格をめぐる攻防が激しさを増している。
中国は世界最大の鉄鉱石輸入国であり、その国有バイヤーによる購入シェアは価格決定に大きな影響を持つ。今年の交渉ではイラン戦争によるエネルギーコスト上昇と、中国国内での不動産市場低迷に伴う鉄鋼需要の減退が重なっており、バイヤー側が値下げを強く要求していると伝えられる。BHP側は採掘・輸送コストの上昇を理由に価格引き上げを主張しており、交渉は長期化の様相を帯びている。
中国の習近平国家主席はオーストラリアとの経済関係回復を進めており、両国の外交的な接触は増えているが、資源価格をめぐる商業交渉は依然として厳しい駆け引きが続いている。鉄鉱石の価格動向は日本の鉄鋼産業にも影響を与えるため、日本の関係者も交渉の行方を注目している。