ニュースマーケット・相場観
日経平均先物、夜間取引で630円高の5万7490円 NVIDIA8連騰が追い風

10日夜の夜間先物取引で、日経平均先物は前日比630円高の5万7490円をつけて終了した。 アメリカ市場ではエヌビディア(NVIDIA)が8営業日連続で上昇し、半導体・AI関連銘柄の底入れ期待が東京市場にも波及した形だ。中東情勢の不透明感が続く中でも、テクノロジー株を中心に値を戻す動きが顕著だった。
一方でニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は269ドル安と反落。停戦合意後も緊張が続くイランとアメリカの協議を前に、投資家が持ち高を手じまう動きがみられた。米10年債利回りは4.32%と長期債が反落し、協議の行方を様子見するムードが広がっている。エヌビディアの堅調ぶりとダウの反落が「まちまちの相場」を示す週末となった。
週明け13日(月)の東京市場は、米・イラン停戦協議の進展次第で大きく振れる可能性がある。市場関係者からは「協議が具体的な和平ロードマップを示せばホルムズ海峡の緊張緩和につながり、エネルギー株が大幅上昇する可能性がある」との声が聞かれる。