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韓国Q1 GDP、約6年ぶりの高成長 SKハイニックス利益5倍でAI半導体がけん引

韓国銀行が4月23日に発表した第1四半期の実質国内総生産(GDP)速報値は、前期比で約6年ぶりの高い伸びを記録した。人工知能向け半導体の世界的な需要急増が輸出を牽引し、中東情勢悪化による世界的な景気減速リスクを跳ね返す形となった。サムスン電子とSKハイニックスの人工知能用メモリ半導体の大口受注が数値を押し上げ、アジア経済のダウンサイドリスク評価が一段と変化しつつある。
SKハイニックスが同日発表した第1四半期の営業利益は前年同期比5倍に達し、市場予想と一致した。高帯域幅メモリ(HBM)など人工知能データセンター向け高付加価値半導体の出荷が急増したことが主因だ。エヌビディアとアマゾン・ドット・コムの人工知能クラウドインフラ投資拡大が、韓国半導体企業の受注を直接押し上げる構造が定着している。
ただし労働争議の火種も拡大している。サムスン電子の労働組合は大規模集会を準備しており、4月23日時点で賃金交渉が難航している。韓国政府は「アメリカ企業に対する差別は一切行わない」とアメリカ議員団に約束しており、安全保障・技術面でのワシントンとの連携を強化する方針だ。韓国経済のAI半導体依存度上昇と労務リスクの均衡が次の課題となる。