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NYダウ179ドル安で反落──米・イラン交渉難航でナスダックも下落、SOX指数は17連騰「AIトレード」継続

4月23日のニューヨーク株式市場は主要3指数がそろって反落した。ダウ工業株30種平均は前日比179.71ドル安の4万9310ドルで引け、ナスダック総合指数とスタンダード・アンド・プアーズ500種指数も下落した。トランプ大統領が主導する米・イラン停戦交渉の難航懸念が強まり、原油価格が3日続伸したことで、世界経済と企業業績への懸念が投資家心理を圧迫した。
市場では、ServiceNowが売上見通しの下方修正を嫌気して17%急落し、ソフトウェア株全般に売りが波及した。同社は「中東地域の大型案件が遅延している」と説明した。一方、半導体指数(SOX)は17営業日連続で上昇し、インテルが決算でアナリスト予想を上回り時間外で20%急騰。エヌビディアやTSMCも堅調で、「AIトレード」は引き続き特定銘柄に集中する形で継続している。
クレジット・スイス系のストラテジストは「市場はイラン情勢と企業業績という両睨みの展開になっており、ソフトウェア/半導体のセクター内格差が一段と広がった」と指摘した。原油価格はブレント原油が1バレル=100ドル超で推移し、中東和平への期待後退が当面の投資家心理の重石となる見通し。次回FOMCと日銀決定会合を控え、市場は神経質な値動きを続けている。