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マルチ・スズキ株急伸、強力な需要見通しが投資家を支援 マージン懸念を払拭

インド最大の乗用車メーカーであるマルチ・スズキの株価が4月29日、強力な需要見通しを背景に4%超上昇した。Reutersが報じた。同社は4月28日に2026年1〜3月期決算を発表し、過去最高の四半期販売台数67万6000台と売上高5兆78億ルピー(約500億ドル)を計上した。輸出も過去最高水準に達した。
純利益は前年比6.4%減の359億ルピーとなったが、市場はGST(物品サービス税)減税後の小型車需要回復、19万台の受注残高、健全な新車投入計画を高く評価した。経営陣は2026年度の国内市場で10%の販売増を見込み、市場シェア回復への自信を表明した。Motilal OswalはBuyレーティングを維持し、目標株価を1万5529ルピーに設定した。
マルチ・スズキはスズキ自動車工業が約56%を保有する子会社で、スズキ全体の利益の中核を担う。インド市場のSUVシフトとEV競争激化のなかでマルチ・スズキの市場シェアが13年ぶり低水準まで低下していたため、今回のQ4業績は復調の兆しと受け止められた。投資家はスズキの2026年度通期決算とインド事業の業績寄与度を注視している。