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日本3月鉱工業生産が予想外の0.5%減 ホルムズ封鎖でポリエチレン27%急減
経済産業省が2026年4月30日に公表した3月の鉱工業生産指数(速報値)は前月比0.5%の低下となり、市場予想(1.1%上昇)を大きく下回った。2カ月連続のマイナスで、ホルムズ海峡封鎖を起点とする中東サプライチェーン混乱が日本の製造業を直撃している実態が明らかになった。
下落を主導したのは石油由来製品で、ポリエチレンの生産量は前月比27%減、ポリプロピレンは同15%減と急減した。経済産業省はこれら中間化学製品については1.8カ月分の在庫があるため下流出荷への影響は軽微だとしている。一方で燃料生産も全面的に減少し、ガソリンは7.3%、ディーゼルは14.3%それぞれ落ち込んだ。日本は原油の約95%を中東に依存しており、その大半がホルムズ海峡を通過するルートで搬入されている。
経済産業省の事業者調査では、4月の生産指数も0.7%減少する見通しが示された。3カ月連続の低下となれば景気判断の下方修正圧力が一段と強まる。今回の数字は日本銀行の利上げ判断にも影響しうるが、円安・原油高による輸入インフレ圧力との綱引きで、6月会合に向けた政策運営は一段と難しい局面に入る。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters