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Citigroup日本部門責任者、人材獲得難でも事業拡大計画 投資銀行・富裕層向けに照準

Citigroupの日本投資銀行部門の責任者は2026年4月30日、Bloombergとのインタビューで、銀行業界全体の深刻な人材獲得難にもかかわらず日本での事業拡大を続ける方針を表明した。日本市場の魅力度が外資金融機関にとって相対的に高まっている実態が改めて浮き彫りになった。
日本では投資銀行・ウェルスマネジメント分野で経験豊富な人材の引き抜き合戦が激化しており、報酬水準の上昇と人材定着の難しさが大手金融機関の悩みとなっている。Citigroupは特にM&A助言、IPO引受、富裕層・準富裕層向けプライベートバンキングを成長領域として位置づけており、こうした分野での人員拡大を継続する方針だ。
足元では日本企業のクロスボーダーM&A案件が拡大基調にあり、SoftBank GroupによるRoze IPO検討やSamsung Electronicsの記録的決算に象徴される人工知能ブームのなかで、日本マネーのアジア・アメリカ展開を仲介する案件が増えている。Citigroupに加えてGoldman Sachs、Morgan Stanleyなども日本での投資銀行ビジネスを成長エンジンと位置づけており、外資勢の日本市場での戦略的攻勢が一段と強まる構図だ。