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日本精工とNTN ベアリング事業統合・2027年10月持株会社で世界首位級メーカーへ

ベアリング(軸受け)大手の日本精工(NSK)とNTNは5月12日、共同持株会社を設立して経営統合することで基本合意したと発表した。両社の合計売上高は約1兆7000億円(約109億ドル)に達し、ドイツのSchaefflerやスウェーデンのSKFを上回る世界最大規模のベアリングメーカーが誕生する見通し。
合意書では、株式移転により両社が新設の共同持株会社の完全子会社となる構造を想定している。持株会社は東京証券取引所プライム市場に上場し、株主総会承認と独占禁止当局認可を経て2027年10月に設立される予定だ。日本精工の市井明俊(いちいあきとし)社長と、NTNの鵜飼英一(うかいえいいち)社長が東京での記者会見で発表した。
統合の背景には、中国の景気減速、欧州製造業の不振、アメリカの関税政策、原材料価格の高騰など、グローバル製造業を取り巻く環境の厳しさがある。両社は1916年(NSK)と1918年(NTN)創業の老舗で、計約5万人の従業員と世界60超の生産拠点を持つ。自動車、産業機械、ロボティクス向け軸受で相補性が高く、規模の経済による収益性改善が期待される。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:BEARING NEWS