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4月卸売物価指数4.9%上昇で3年ぶり高水準・JGB10年利回り29年ぶりの2.665%へ急騰

日本銀行が5月15日に公表した4月の企業物価指数(CGPI)は前年同月比4.9%上昇となり、2023年5月以来3年ぶりの最速の伸びを記録した。市場予想中央値の3.0%を大幅に上回り、3月の2.9%上昇から急加速した形となる。
イラン戦争に伴うホルムズ海峡の事実上の封鎖が中東産原油輸入に依存する日本経済を直撃し、石油・石炭製品価格は前年同月比5.3%上昇、化学製品は2022年9月以来最速の9.2%上昇、ナフサは79.4%急騰、アルミニウム・銅などの非鉄金属製品も37.9%急騰した。円ベースの輸入物価指数は前年同月比17.5%上昇と2022年12月以来最速で、円安進行がエネルギーショックに上乗せされ企業マージンを圧迫している。
データ公表を受けてベンチマークの新発10年物国債利回りは2.665%まで急上昇し29年ぶりの高水準となり、6月15-16日の日本銀行政策決定会合での0.25%利上げを市場はオーバーナイト・インデックス・スワップで約70%織り込んだ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券のチーフ債券ストラテジスト村山尚子(むらやまなおこ)は「6月利上げでも債券売りは止まらない。市場は日本銀行がインフレ対応で後手に回っていると疑っている」と指摘した。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters