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ピムコが日本30年債選好を再表明・「利回り曲線が過度に急峻」と評価

世界最大級の債券運用会社パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)は5月20日、日本の30年物国債を選好する投資判断を改めて表明した。日本国債の利回り曲線が「過度に急峻」であり、現状の利回り水準は魅力的な投資機会を提供しているとの見解を示した。
ピムコは前週、高市早苗(たかいちさなえ)首相の補正予算編成方針が市場で財政過剰拡張への懸念として受け止められ、日本国債市場から410億ドル相当が消失する激しい債券売りが発生した直後の評価でも、日本長期債への確信を維持していた。高い利回り水準は金利低下時の値上がり益期待に加え、経済ショック・株式ボラティリティ・円急騰時のヘッジとして機能するとの分析を示した。
5月20日のアジア時間取引で日本10年国債利回りは2.78%、30年国債利回りは4.19%付近で推移し、いずれも1990年代後半以来の高水準にある。ピムコの日本長期債選好は、世界的なソブリン債売りが深化するなかでも日本国債の相対価値を再評価する動きを世界の機関投資家に促す可能性がある。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Bloomberg