ニュースマーケット・相場観
ニューヨーク株が最高値圏から反落、アメリカとイランの軍事的応酬が再燃

6月3日のニューヨーク株式市場は、中東情勢の再緊迫と原油高がインフレ懸念を呼び、主要3指数がそろって最高値圏から反落した。S&P500は0.74%安の7,555.67と9日続伸が止まり、ナスダック総合は0.85%安の26,862.93、ダウ工業株30種平均は581.84ドル安の50,725.95で取引を終えた。イランによるクウェート攻撃で空港が損傷するなど、戦闘の早期終結への期待が後退した。
セクター別ではテクノロジーと金融の下げが目立つ一方、原油高を追い風にエネルギー株は最大の上昇率となった。半導体株指数は1.4%上昇し、人工知能関連の物色は続いたが、大型テック7社のうち上昇したのはMetaのみだった。スイスのPartners Groupが86億ドルのプライベート・エクイティ・ファンドの解約を制限したことを受け、KKRやBlackstoneなど資産運用株は3.9〜4.2%下落した。
GameStopは増収決算と20億ドルの自社株買い発表で6%上昇。地政学リスクと人工知能ラリーが交錯する不安定な相場展開が続いており、ボラティリティへの備えが求められる局面である。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters