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Asics、Onitsuka Tigerを分社化 グローバル競争力を強化

スポーツ用品大手のAsicsが、人気スニーカーブランド「Onitsuka Tiger」事業を分社化すると発表した。取締役会が、Onitsuka Tiger事業を完全子会社のOT GROUPに吸収分割方式で移管する計画を承認した。移管は2027年1月1日付で完了予定で、OT GROUPがブランドの世界本社として販売と製造を統括する。発表を受けてAsics株は東京市場で一時約4%上昇した。
Onitsuka Tiger事業の利益率は約38%とAsicsの5つの中核カテゴリーで最も高く、4年連続の最高益をけん引してきた成長エンジンである。観光ブームとレトロスニーカーへの世界的な需要を背景に、77年の歴史を持つ同ブランドは人気が再燃している。ミニマルなデザインで知られ、ルーツは1949年に創業者の鬼塚喜八郎(おにづかきはちろう)が設立したAsicsの前身企業にさかのぼる。
アナリストは、Onitsuka Tigerが独立したブランド地位をすでに確立しており国内競合も少ないことから、分社化がAsicsの中核事業を毀損する可能性は低いとみている。Nike、Adidas、Pumaと競合するAsicsの株価は過去5年で約7倍に上昇し、時価総額は約200億ドルに達している。分社化により意思決定を加速し、ラグジュアリーなライフスタイルブランドとしての競争力を高める狙いがある。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Reuters