ニュースマーケット・相場観
アジア株が記録的急騰、日経平均が史上初の69,000台へ

アメリカとイランの和平合意を受けて、15日のアジア株式市場は記録的な急騰となった。日経平均株価は史上初めて69,000の大台を突破し、前週末比で3%超上昇した。韓国のコスピ指数は一時6%近く急騰し、サーキットブレーカーが発動した。中東の地政学リスク後退で、リスク選好の動きが一気に強まった。
市場の上昇を牽引したのはホルムズ海峡再開への期待で、原油価格の急落が輸入国経済の負担軽減につながるとの見方が広がった。サムスン電子やSKハイニックスなど半導体関連株が大幅高となり、SoftBankグループの株価も12%超上昇した。長期金利は低下し、日本の10年国債利回りは1カ月ぶりの低水準をつけた。
一方で投資家の一部は、合意がまだ正式署名されていない点に慎重な見方を示した。原油が実際に流れ始めるまで様子を見る必要があるとの指摘もあり、急騰後の持続性が今週の焦点となる。週内には日本銀行とアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策会合も控えている。
この記事は報道をもとにMBI経済ニュース編集部が要約したものです。元の記事:Financial Times